自己紹介
2022年5月19日木曜日
コールザミッドワイフ ロンドン助産婦物語は「信仰と希望と愛の話」
2022年4月25日月曜日
2021年度の鈴木輝一郎小説講座の受講生実績が確定しました。
2022年4月16日土曜日
2022年4月16日佐野英誠『ゲーム依存から子どもを取り戻す』読了、感想。
2022年4月16日佐野英誠『ゲーム依存から子どもを取り戻す』扶桑社2021年8月10日読了、感想。収穫。新書です。10代のゲーム依存の現状とリハビリについて書かれた啓蒙書です。基本、薬物やアルコールなどの依存症治療と同じですが、自助努力を前面に押し出していることが特徴。比較的軽度の依存には効果はある模様。
2022年4月13日水曜日
2022年4月12日チャウ・シンチー『カンフーハッスル』は想像力への挑戦だ
2022年4月12日チャウ・シンチー『カンフーハッスル』は想像力への挑戦だ
チャウ・シンチー『カンフーハッスル』観了、感想。これは超超超超超収穫。2004年のカンフー映画。先日観た『ドライブ・マイ・カー』とは対極にある作品。アクションコメディです。スカッと飽きさせない。ストーリーはシンプルで、ものすげえくだらない。「冴えないけれど実は武術の達人」って着想も、限界をすぎると新しいっす。よくここまで冴えない風貌の俳優を集めてきたもんだというのがすごい。
ゴールデングローブ賞とかオスカーにノミネートされたそうで、とても納得できます。
2004年なので、CGやワイヤーアクションも、そう違和感なくみられる。どんなものでも映像化できるということは、どこまで想像できるかという問題なんだなあと痛感しますな。
amazon primeだと299円。ぼくはNetflixで観ました。おすすめです。
https://www.netflix.com/jp/title/70020728
2022年4月12日火曜日
2022年4月10日『ドライブ・マイ・カー』は純文学映画だったぜ
2022年4月10日『ドライブ・マイ・カー』は純文学映画だったぜ
2022年4月10日西島秀俊『ドライブ・マイ・カー インターナショナル版』観了。感想。これは超超超収穫。芸術系の映画です。村上春樹の原作がものすげえよかったんで観た。「あんなシンプルな話をどうやって映像化するんだ?」という興味から観た。村上春樹の小説の雰囲気、出てます。2時間58分という長い映画で、たたみかけるアクションシーンとは無縁のものですが、前編にわたる緊張感が張り詰めていて、時間を忘れます。観たあと、ぐったり疲れるので、そのつもりで。
amazon primeだとレンタルで500円。下記から
2022年4月6日水曜日
2022年4月5日キアヌ・リーブスは痩せたセガールだった
2022年4月5日キアヌ・リーブスは痩せたセガールだった
キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック』観了、感想。これは収穫。アクション映画です。
シリーズ1作めです。名作として知られてるんですが、「そこまで凄いとは思わないけれど、シンプルなストーリーで100分はあっという間」でした。予断をもってみるとこういうことになる。遠い昔のスティーブン・セガール『グリマーマン』のような、「主人公は本当は凄い奴だけど知られていない。主人公は圧倒的に強い」って設定。
amazonで見放題中。
2022年3月31日木曜日
2022年3月30日『レゴバットマン ザ・ムービー』は子供映画だと甘くみてはいけなかった。
2022年3月30日『レゴバットマン ザ・ムービー』は子供映画だと甘くみてはいけなかった。 観了、感想。超超超収穫。バットマンのなかで評価が高かったんで、半信半疑で観たら面白かった。コメディアニメです。早いテンポと、けっこうマニアックなディテールと。
「孤独とは」「家族とは」ということを考えさせられます。このバットマンは我が強くて共感できます。
amazonでも見られますが、ぼくはネットフリックスでみました。おすすめ。
2022年3月28日月曜日
2022年3月27日ジェフリー・ラッシュ『鑑定士と顔のない依頼人』は美しかった
2022年3月27日ジェフリー・ラッシュ『鑑定士と顔のない依頼人』は美しかった
超超超収穫。イタリア映画だけど英語。登場人物はアメリカの俳優。
神経症的な凄腕の美術鑑定&競売人が、対人恐怖症の女性の依頼を受けてオークションのための鑑定をうんぬん、って話。
アクションではなく、キャラクターで緊迫感をもってくるサスペンス映画ね。イタリア映画らしく、とにかく美術がきれい。でっかい画面で観るのがいいっす。いまだとamazon primeで見放題。
2022年3月18日金曜日
2022年3月17日初代のコングは無駄がない
2022年3月17日初代のコングは無駄がない
『キングコング』(1933年版)観了、感想。
amazonの1950年代ぐらいのB級SF映画(わけわからんものがいっぱいあるんだ、この時代の映画)を漁っているうちに『キングコング1933版』を何度目かの視聴。コングが出てくるまではかったるいのはわかっているので飛ばしたんだが、何度観ても面白いっす。リメイク版はどれも無駄に長いところが多くて。
ほかにも金星人の美女が男探しの宇宙旅行する映画とか、スポックみたいなメイクした猫おどりをする月人間出てくる映画とかを見つけたんだけど、その話はまたいずれ。
ただまあ、名作と言われるものは、名作と言われるだけのことはあるなあ、と。
「名作の影に無数の駄作あり」とか「名作と駄作のどこに差があるか」なんてことを学ぶのにはいいっす。
古い映画をみると次々出てくるので、そこからたどっていくのがいいかも。
https://amzn.to/366jAGY @amazonより
2022年3月17日木曜日
2022年3月17日鴻上尚史『俳優入門』で読む小説家と俳優
2022年3月17日鴻上尚史『俳優入門』で読む小説家と俳優
鴻上尚史「俳優入門」読了、感想。これは超超収穫。高校生向けの職業案内の本。もとは「登場人物の履歴書はきちんと書けるのに人物が描けない」という受講生向けに、スタニスラフスキーシステムの解説書がないかと思ってみつけた鴻上尚史『演技と演出のレッスン』がものすげえ良かったので、電子書籍で探して見つけた本(ちゃちゃっと読むのは紙の本のほうが早い。ただ、紙の本は紛失や読みたいときに探し出せないという問題がある。面白いと思ったら電子で書い直す)。
我々がふだんイメージしているよりも、はるかに俳優の仕事というのが多岐にわたっていることに、ちょっとびっくりした。
俳優の年齢制限とか、仕事の制約とか、言われてみるとたしかに。自分で仕事のサンプルを提示しようがないというのも小説家よりも大変。
小説家は年齢制限はもうちょい上で50代でもOK、自分で劇場持ってるようなものなので、オファーがなければ書き上げるという手がある。
俳優というのは、ショービジネス界だとライターのような立場だなあと。
いい本です。お勧め。
鈴木輝一郎 by desktop
2022年3月14日月曜日
2022年3月14日俺が忘れていることはありませんか?
2022年3月14日俺が忘れていることはありませんか?
確定申告と大学の臨時講義2校3コマ、小説講座の新規受講生15人超の長編提出原稿の目通しとレスポンス、という、地獄のような2月をなんとかクリア。そう、3月14日でようやく2月の仕事を片付けたんだよ。
まだ、なんか溜めてたりメールのレスポンスを忘れてたりしてないか? もし「メッセージの返事をもらってない」とかいうことがあれば、メールかDMしてください……
2022年2月21日月曜日
2022年2月20日『リーチャー』で筋肉栓抜き
2022年2月20日『リーチャー』で筋肉栓抜き
amazonプライム版『リーチャー』観了、感想。超超超収穫。amazonプライムのテレビシリーズです。リー・チャイルドのヒット作「キリングフロアー」が原作。
スティーブンセガールスタイルの絶対に死なない無敵ヒーロー
原作、面白いんだけど英語なんで何度も挫折してる。読みやすいんだけど英語で読むのが面倒くさくて。原作の雰囲気がよく出てます。「キリングフロアー」、翻訳が出ているそうなので、翻訳を読もうっと。
amazonプライムでがっつり見放題。おすすめ。
2022年2月14日月曜日
2022年2月13日イタリア映画はじーさんがおしゃれ『盗まれたカラヴァッジョ』
2022年2月13日イタリア映画はじーさんがおしゃれ『盗まれたカラヴァッジョ』
『盗まれたカラヴァッジョ』(字幕版)観了、感想。
ぜんぜん期待してなかったんだけど超収穫。イタリア映画。サスペンス映画。映画の脚本のゴーストやってた女性がうんたらかんたらって話。
ジジイ率がとっても高くてしかも活躍するのが嬉しい。あと、イタリア映画だけあって、じーさんがお洒落。ヒロインが当初はぱっとしないのに、男を誘惑するシーンからものすげえ勢いで美しくなってくるのが凄いなあ。
背景とかセットとか衣装の美しさを堪能する映画です。
amazonプライムで見放題中。おすすめ。
2022年2月5日土曜日
クリステン・ベル『窓辺の女の向かいの家の女』は気楽なコメディサスペンスっす
クリステン・ベル『窓辺の女の向かいの家の女』は気楽なコメディサスペンスっす
クリステン・ベル『窓辺の女の向かいの家の女』観了、感想。これは収穫。Netflixの短いシリーズサスペンスで、1話30分の8話完結。1話めだけは設定事項の説明で相当かったるくて我慢が必要。あとは一気にきます。
スリラーっぽく作ってありますが、ちゃんとコメディ。「おいおーい」って言いながら笑って楽しめます。がっつりアダルトなシーンがあるので、そこはご注意。おすすめです。
https://www.netflix.com/title/81305952
2022年1月28日金曜日
2022年1月28日ガッド・エルマレ『フランスでは有名人』でじっと鏡をみる
2022年1月28日ガッド・エルマレ『フランスでは有名人』でじっと鏡をみる
ガッド・エルマレ『フランスでは有名人』シーズン1観了、感想。これは収穫。1本30分のコメディです。フランスで超有名なコメディアンがアメリカに行ったらまったく無名でうんぬん、という、哀愁炸裂の話。
なんでこれが面白いのか考えてみたら、そう、俺、「業界ではそこそこ有名」だけど「地元ではまったく無名」なんで、こういう扱いを受けまくってるから「あるある」ネタが豊富なんだ(^_^;)
https://www.netflix.com/title/80211621
2022年1月27日木曜日
2022年1月26日『クライマッチョ』をそこそこ満喫
2022年1月26日『クライマッチョ』をそこそこ満喫
クリント・イーストウッド『クライマッチョ』観了、感想。イーストウッド監督は「そこそこの水準を維持しつつ量産し、いい作品が出来るのを待つ」というスタンスなのかな? 安心して観られる作品です。それにしてもクリント・イーストウッド、『ハートブレイクリッジ』から40年近くじーさん役をやってるよなあ。
2022年1月16日日曜日
2022年1月16日推理作家協会が総会屋グループに乗っ取られた(今朝みた夢)
2022年1月16日推理作家協会が総会屋グループに乗っ取られた
──という夢をみた^^; 今朝観た夢。
推理作家協会の総会で、めずらしく参加者が多く、会館のようなところを借りた。で、最後の決議のときに最前列に座ってたおっさん&おばさんが「異議あり!」と立ち上がり、理事の不信任決議の動議をうんたらかんたら(ここらへんは夢だからよく覚えてない)と言い出した。
そのとき、客席にいた会員たちがざわめいた。
「こんなもん乗っ取ってどうする気だ?」
「いや、かわりに理事とかやってくれたらラクかも」
「解体して資産を分配するとか──」
「ミステリーの業界が羽振りよかったとき、溜まった内部留保を基金にして固めたことがあったよな?」
「んと、でも、あれは何千マンかの単位で、わざわざこんな手間かけるほどのことか?」
って言ってると、隣に座ってた錦鯉長谷川に肩を叩かれ、
「おい、俺たちの出番だ、いくぞ」
と言われ、
「まて、俺、人前で話すは苦手──」
ってところで目が覚めた。
こういう、わりとストーリーがある夢を見るのは久しぶりなのでメモ。
2022年1月13日木曜日
2022年1月13日午前10時29分 社会的地位のある高齢男性は日本語の文法がおかしい
2022年1月13日午前10時29分 社会的地位のある高齢男性は日本語の文法がおかしい
まあ、鈴木輝一郎小説講座でとてもよく見かける案件なわけですが。
教会の信徒説教者講座で、あたらしいコースが始まった。で、講師の先生からテキストを渡されたので目を通しているんだけど──そういう案件なんですよ。講師先生が書かれたのではなく、某神学校の偉い先生が書かれたものなんだけど、意味がわからない箇所が多くて。
「内容が難解」なのではなく、「日本語の文法がおかしいから意味が通じない」箇所が多発してるんだ。
「主語と述語が対応していないから文意が不明」「修飾語・修飾節の被修飾語・被修飾節が行方不明で文意が不明」とかが多発してて閉口中。
活字になったことのある書籍の模様なので、おもわず「これ、校閲入れたのか?」って言いたくなっちゃいましたよ、商売柄。ぜったいにチェック入ってないよね。
教員・僧侶・管理職など、「ある程度社会的地位があり、文脈が不明でも周囲が我慢して聞いてくれ、忖度してくれる立場の人」は日本語力が顕著に落ちる。
キリスト教の牧師先生は自由競争の波に揉まれているせいか、そういう例は滅多にみかけないんだけどねえ。
「神は言(ことば)なので、ちゃんとしろ(大意)」ってのを文中で連発しているのをみると「おまえがちゃんとしろよ」ってツッコミ入れたくなります。
……って言ってる俺も高齢者男性。気をつけなきゃ……
2022年1月10日月曜日
2022年1月9日 しくじり先生いくつか観了、感想。
2022年1月9日 しくじり先生いくつか観了、感想。
クロちゃん編クズといわれている芸人さんなんだが、ものすごく頭の回転が早いことに驚き。見た目と声で見落としがちだけど、意外にもほとんど笑わず、基本的に無表情な人でしたな。
ヒロシ編 人見知りが激しいのに芸人になった編。いろいろ大変だよね。
山口真由編 うーん……「学校の勉強だけに極度に特化した発達障害」だよね、このひと。
2022年1月10日『トレマーズ』は頭つかわない映画
2022/01/08 ケビン・ベーコントレマーズ 観了、感想。超超収穫。1990年のホラーコメディ。地底怪獣を爆弾やらなんやらでやっつける話。シンプルだけど安心して楽しめる、いかにもハリウッドな映画。頭使わないよ。