2022年8月4日(木)彼はカく。いつでもどこでも何みても
今日の表題は元ネタは宮嶋茂樹氏の「彼は寝た。いつでもどこでも誰とでも」。げひんだ。
午後から拙宅周辺はものすごい豪雨と雷雨。魔神バンダーが出てきそうな天気だ──って言ってもわかんねえよな。
雨はともかく、落雷だとPCがパアになるので(執筆のメインマシンは肩凝り防止のためにデスクトップなんです)シャットダウンしてコンセント抜いて。
落雷と豪雨で東海道線が停止し、救援要請があったんで知人の運転手をすることになって名古屋へ。
兼業時代からダレスバッグ1個に執筆道具をすべて詰め込んで持ち歩く習慣をつけてる。
以前はポメラを使ってたんだけど、ChromeBookにCaret modというエディタを組み込んでオフラインで原稿が書けるように環境整備したら、ポメラは使わなくなった。ChromeBookと下書きの原稿、オフラインでも原稿が書けるように電子辞書、Wi-Fiがないところでも検索できるようにスマホ。あと、原稿を詰め込んだUSBメモリ。それから進行中の紙原稿の下書きと、プリントアウトした紙原稿。
誰かが死んだり救急で運ばれたり集中治療室の待合で待機したりしたことが多かったからね。いつでもどこでも何が起こっても執筆だけはできる態勢にしてある。普段から「大荷物で」って笑われるんだけど、こういうときは融通がきくんだよね。
ときどき「親父が死んだときに通夜で親父の棺を机がわりにして原稿書いた」って話をするんだけど、正確にはちょこっと違う。机がわりにしたのは、三十年前、母方の祖父が死んだときの棺桶ね。当時の棺桶はラワンでできてて天板がまったいらで、机にできた。親父のときの棺桶の蓋はカマボコ型になってましたな──通夜の席でみんなを先に帰らせ、親父の棺桶の横で原稿書いてたことには違いないが。
まあ、いろんなことはあってもまったく無関係に腹は減るし呼吸はするし心臓は動く。本を読むのも書くのもそれと同じ。以前、Twitterで「本を千冊読まないとプロになれない」ってのがちょこっと話題になっとったが、呼吸も心拍も読書も執筆も似たようなものなんで、いちいち数えねえだろ、ということは思う。
この手のどーでもいい雑談は、You Tubeでやるとアクセスが減るので、ここで。
鈴木輝一郎 by desktop