2022年9月12日(月)似鳥鶏『小説の小説』は超・純文学で必読だよ諸君
睡眠8:04時間。きのうブロチゾラムを1錠飲んだらハングオーバーで頭が働かんよ。
今朝の名も無い介護はデイケアの送り出し。時間通りに準備させるのがかなり大変なんだ。これだけでぐったりくるよ。
鈴木輝一郎小説講座の講座通信の編集と一斉配信。
事務局と新規受講生の配信名簿についての打ち合わせ。
昼食はミスドで軽く済ませているんだが、となりのテーブルのカップル(たぶん40代)がドーナツバイキングをはじめてびっくりした。ドーナツバイキングだせ? こちらは2つとコーヒーで腹いっぱいなのに。
江戸川乱歩賞・推理作家協会協会賞受賞式の入場券の手配。去年の桃野雑派君、今年の逸木裕君と、受講生が2年続けて表彰されるんだから、鈴木輝一郎小説講座って凄いぜ。生徒が凄いんだが。誰も褒めてくれないから自分で褒める。
似鳥鶏『小説の小説』(2022/9/2 KADOKAWA)読了、感想。これは超超超超超超収穫。この数年で読んだ推理小説では一番かも。実験小説短編集です。「文学」を「文章でする芸術」とするなら、まさに文章表現の実験という作品集。これって本来、純文学の仕事ではないか? 圧巻は収録作「無小説」。すべてを古典の引用で(引用元は脚注に明記してある)書き上げた短編。もう、おおおおおお~って感動するよ。矛盾なくコピペするのもさることながら、かきあつめて貼り合わせると名文になっているのが凄い。ぜったいにおすすめ。