2020年3月28日の鈴木輝一郎小説講座の反省
※状況
コロナの影響はありません。例月とほとんど変わりません。
例のコロナ対策で、ぎふ中日文化センターはロックアウト。リアル受講生は教室に入れず、全員が生中継または録画受講、作品講評は電話またはスカイプで対応、質疑応答は生中継中にチャットで、となりました。
……といっても、もともとリアル受講生は在籍者100~120人のうち5-6人。ネット受講を前提にカリキュラムを組んでいるので、コロナウィルスの影響はありません。
※今月の改善点 講義編
今月はインタビューはなし。講義と2019年度講義実績の収録。
講義はパラグラフ・ライティングについての解説。
パラグラフライティングは論文を書くための手法で、小説の執筆に応用するには限界はある。
ただし、著者がシーンを把握していないケースがけっこうあるので、そのために必要、ということで。
技術的には、雑談ライブを2ヵ月続けた成果がでてますね。
生中継時の質疑応答では、You Tubeのライブチャットを使うことで双方向性を可能にしています。
音声チャットも検討したんですが、チャットのままのほうがいい。理由は下記。
1)個人情報保護 受講生の顔を外部に漏らさないため
2)受講生の技術の向上 チャットに慣れると、タイピングのスピードが圧倒的に早くなる。
※今月の改善点 技術編
・スライドや他のアプリケーションを表示させることはできないものか
zoomがYou Tubeのエンコーダとして機能してるのは判明しているんですが、講義生中継用のノートパソコンはChromeBookなんで、Zoomに対応していない。
Google meetは使えるんですが、Google meetは現在、You Tubeには対応していない。あらためてWindowsOSのノートパソコンを導入するか、Google meetのYou Tube対応を待つか、ただいま思案中。
・音声品質はマイクに左右される
従来、生中継は音質に難があった。これはマイクを交換することで改善。
従来使っていたマイクを録画用のカメラにつかったところ、ハム音が発生し、音声品質も低下した。900円のマイクと2万円のマイクでは、音声品質が違うのは当たり前。
・生中継を外付けウェブカメラにした
明るさはかなり向上したけれど、まだ暗い。
これは影消しのライトがホワイトボードに反射して、そちらに露光が調製されているため、かな。ライブではきわめて明るいからね。次回はライトを使わずにやってみよう。それで改善されるはず。
画角は迷う。
80度と広角なので、魚眼レンズ風になる。
ただし後ろのホワイトボードは鮮明に写し出されるというメリットもある。
当面の目標は「いかにして生中継を録画中継並の画質・音質にできるか」というところ。
生中継が録画中継並の画質にすることができれば、講座動画の編集作業から開放されて、講義の日の夜に寝られる……
※作品講評については非公開
受講生の未公開の作品に触れることなので、これはパスね。
以上、自分用の備忘でした。
鈴木輝一郎 by desktop
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