2023年10月2日午後5時21分鈴木輝一郎小説講座のデビュー率とかYou Tubeの質問とか
鈴木輝一郎小説講座の受講生からメール。第18回小説現代長編新人賞の予選通過が公表された由。これで今回の同賞の予選通過者は3人。2023年度の受講生の予選通過者はいまのところ11人。2桁に乗るとノルマをクリアした気分になってほっとするなあ。
ちなみに鈴木輝一郎小説講座の場合、毎年の在籍者数が100〜150人、長編の執筆までたどりつくのがこのうち60人、予選通過者が20人から30人、プロデビューは2人から3人。「自分はどちらに入るか」で見える景色が違うことは確か。
鈴木輝一郎小説講座の高デビュー実績、ぼくの教え方が良いわけではないのは確か。それはYou Tubeを見りゃわかるよね(^_^;)
ただこれだけ多くの受講生のプロデビューに立ち会うと「どういう人がプロになるか」ということだけは、間違いなくわかるようにはなる。
You Tubeに質問がきてたんで、回答のラフをまとめる。
これだけ受講生がプロデビューするのを目の当たりにすると、「デビューするタイプ」「絶対無理なタイプ」の区別ぐらいはつく。
「絶対デビューできないタイプ」に回答するのは、何度やっても迷うよねえ。
ちなみに「やらない理由を次々と列記する」ってのが「絶対デビューできないタイプ」ではある。そういう人は、そもそも小説講座の効果を疑問視してるから、You Tubeを観るだけで受講しない。こちらも勧誘しない。距離を保つのは、お互いの平和のためには重要だ。
まあ、いろんな受講生をみてきた実感として「楽観的」「とりあえず行動してみる」「自分の願望がいくつもある」タイプが小説家としてプロデビューしやすいことはわかった。上記をみればわかる通り、小説講座の先生にできることはそんなに多くはない。ただしゼロじゃない。
You Tubeのお勧め動画が「こんなに日本人がすごい!」「日本がすごい!」って礼賛動画ばかり勧めて来る。高度成長期には自虐報道ばかりで、日本のいいところを探すのは産経新聞と曾野綾子さんぐらいだったのに。