松岡圭祐『小説家になって億を稼ごう』(新潮新書2021年3月17日)いま読み始めたところ。これ、丁寧に書かれた、いい本じゃないか。
Twitterで「出版社に小説原稿を持ち込もう」って話題で騒然となった元ネタの本。いま読み始めて「?」となったのは、出版社に原稿を持ち込む箇所だけかな。1997年にデビューしたベテランが、新人のデビュー事情に疎くなるのは避けられないんで、そこはしゃあない──ちうか、「俺の作品が予選落ちするのは作品ではなく予選委員がカスだからだ」と思いたい層が、わざわざそこだけ願望とともに拾い読みした、ってところかしらん。
これから続きを読みます。
鈴木輝一郎 by desktop