2024年4月4日職業選択の自由がないときっついよねえ 韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官」
韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官」2シーズン合計12話観了、感想。これは超超超超超収穫。どちゃくそ面白かったぁ。恋愛ではなく社会派ドラマね。
韓国陸軍憲兵隊のなかの、脱走兵追跡班の話。韓国は徴兵制があり、強制的に兵役につかなきゃならん。まあ、本人の特性や希望が通らないのは兵役ではやむないことで、入隊後のストレスは強烈らしい。そのはけ口として隊内のいじめが横行してる、ちう話はときどき耳にはしてたんだけどね。で、たまりかねて脱走する兵がけっこういるそうで、そんな脱走兵を追跡する憲兵(軍警察です)のドラマ。バディ物です。
男臭いドラマです。シーズン1は男ばっかり。さすがにそれじゃアレなせいか、シーズン2では女性幹部やらが出てきますが。
どの程度現実を反映しているのかわからないんですが、このドラマを観るかぎりでは、韓国軍は意外と民主的だなあ、ってな印象は受けます。軍の上層部は政府や世論に気を遣ってはいます。あくまでも「上層部は」ですが。
それにしても、集中的にいじめの対象になるのが、ゲイやらアニメオタクやら肥満体で鈍重で温厚なタイプやら、決まっているのが何とも。水木しげるの戦争まんがを読んでいると、こうした標的になるのは時代を問わないっすね。
ストーリー運びのうまさはさすがに韓国ドラマっす。おすすめ。
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