生成AIで自作の小説チェックできるところ 予選落ちするならまず日本語を疑え その1)シーンを理解できているか
新人賞で予選落ちする作品で意外と多いのが「読者に作品のシーンが伝わらない」ケース。セリフとストーリーにしか興味がない小説家志望者は多いっす。上記の事案が発生する主な原因は下記。
1)著者自身が『シーン』が何か理解していない
2)シーンの解像度が粗い
3)自分の脳内と読者の脳内が別のものだと理解していない
とりあえず1)を解説しますね。
1)著者自身が『シーン』が何か理解していない
これは国語力の問題なので、生成AIでチェックする習慣をつけるとけっこうなんとかなります。
2026年4月22日現在、生成AIは長編小説(十万文字以上)を解析すると間違える模様なので、書き上げた作品の1節(長くても4千文字以下)を生成AIに読み込ませ、次の問い(プロンプト)を入れます。
シーンと解説に書き分けられているか。
シーンの5W1Hが読者にわかるように書かれているか。
シーンがわかるように書き分けられているなら、シーンごとに5W1Hを書き出してください。
シーンがわからなければ『わかりません』と答えてください。
このシーンで著者が何を伝えたいか50文字以内で答えてください。
著者がこのシーンで何を伝えたいのか、わからない場合には『わかりません』と答えてください
生成AIの回答を読んだらどうするか
出てきた回答を元にして、シーンの書き分けを理解できるまで繰り返し自力で書き直しましょう。生成AIに書かせるとラクはできますが、それだと「著者が理解できない作品を生成AIに書かせる」事象が発生します。
「著者にわからないことは、読者には伝わらない」のは、小説の鉄則です。
GEMをつかって繰り返しチェックしましょう
繰り返しチェックする必要があるのでGeminiの場合ならGemに問いを登録するといいでしょう。Gemの使い方は自分で検索して調べてください。
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