2020年6月2日(2020年6月3日午前7時58分記)
睡眠7.5時間。8時起床。
Chromebookのオフライン執筆環境整備計画つづき。
なぜパソコンのオフライン執筆環境整備を進めているかというと、
1)くっそど田舎にはWi-Fiスポットのないところがけっこうある
2)ネットを繋がずに執筆に専念できる場所が要る(これはポメラを使っているのと同じ理由)
の2つ。古いノートパソコンがOSの入れ替えで復活し、欲が出てきた、ちうことです。
まず、お蔵入りしていたChromebookC720を復活させる件。
GulliumOSをインストールした、古い方のChromebookC720のlibraOfficeはほぼOK。ただ、日本語入力が若干重くてときどき入力するとき文字飛びするのが気になる。
Linuxのテキストエディタは基本、プログラムを書くためのもので、小説執筆用になってないんだが、あれこれ調べてAtomをインストール。
しかしLinuxってすごいなあと思うのは、コマンドラインにリポジトリをちゃちゃっとコピペするだけでささっとインストールできちゃうこと。
Atomを日本語化して、折返しの設定や文字数表示の設定をして環境設定は終了。
動作を確認してみると、文字飛びがなくなっていた。これで「エディタで書いてワープロソフトで出力」という、普通の執筆環境がオフラインで揃った。
新品のほうのChromebookC101のオフライン執筆環境が意外と難渋。
ChromebookC101P、そのままLinuxのアプリケーションが使えるという話だったんだが、ことごとくインストールに失敗。Linuxのコマンドライン(Linuxだと何と呼ぶんだ? 呪文みたいなアレだ)を日本語化させるところまではなんとかなったんだが。
調べてみると、libreOfficeもAtomも、ChromebookについてくるDebianには対応していない、ということらしい。目眩がしてきたぜ。
発想を変え、ChromeBookをスマホ化する方策。
ChromebookC101はAndroidをインストールできる(まあ「パソコンをスマホにする」と思ってください)。で、スマホでオフラインで動作するエディタを探しました。
「Caret Mod」というエディタで、こちらも軽快に動きます。禁則処理などは対応していないので、あくまでも下書き。
動作環境を直すのが、ラジオボタンじゃなくて、設定ファイルを書き換えなきゃならんところで一瞬目眩がしました。ほれ、Pythonなんて菅谷充『まんがでわかるはじめてのPython』しか読んだことがないから。
とにかく、フォントを24ポイント、行の折返しと背景&文字色を設定して、これでこちらのオフライン執筆環境もクリア。
そういう雑用とはまったく無関係に、7月刊行予定の歴史小説のゲラのチェック。鉛筆と付箋持って音読してゆく作業。20年ぐらい前、『失楽園』を当てた伝説の編集者に「ゲラは声に出して読みなさい」とアドバイスを受けてから、守るようにしてます。
その話を佐藤青南君にしたら「時間かかるじゃないですかぁ」と言われた。いや、ぼくが青南君と同じことをやってたら、一瞬で仕事がなくなるからね。才能がないぶん、そのほかのことで補わないと。
虫歯治療に歯医者に行ったら、予約が昨日だったことが判明して脱力。その足で耳鼻咽喉科に行って睡眠時無呼吸症候群の定期検診。ほいでもってアルコール依存症者自助グループのミーティングが再開されたので出席。
そういう一日。
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