2020年3月30日月曜日

2020年3月30日コロナウィルスは高齢者のおもちゃだ

コロナウィルスの話題になると高齢者が活き活きとしてくるのは、どこも同じらしい。
「大垣でもコロナの感染者が出たげな」とマスクもせず、コンコンと咳込みながら嬉々として語る高齢の知人がいた。
「そんな嬉しげに語らないほうがいい」とたしなめると、「嬉しそうにはしとらん」と嬉しそうに反論した。嬉しそうじゃないか。

マスクをせずにマスク買い占めの行列にならぶのは、たいてい高齢者、とはよく聴く話。「お前ら、ほかにすることはないのか」と言いかけたんだが、そう、「ほかにすることがない」んだよな、ほんと。

くっそド田舎ではテレビのロケなんて来ない、ネットにアクセスしないんだから情報も入ってこないし発信もできない、ご近所さんの噂話をしたくてもそもそもド田舎で噂話をする相手がいない。(ここまで書いてて「くっそド田舎」とは地理的なものでなく、情報的なものだと気づいたが、それはまた別の機会に)
そんなときに「世間どころか、世界中で話題になっているイベントが、とっても身近にやってきた」わけだ。これでは、はしゃぐわけだよなあ。
高齢者のおまつりというか、おもちゃになってるぜコロナ。

こうして書いてみると、この「高齢者」ってのは、年齢ではなく状態を示しているのがよくわかる。先日、辻真先さんの喜寿のお祝いをしたとき、あらためて辻さんの仕事っぷりをチェックすると、ねえ。

鈴木輝一郎 by desktop

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