2023年5月1日月曜日

小説を書く場合「何のために書くのか」優先順位を意識しよう。

 Twitterで受けたので自分でまとめ。

小説を書く場合「何のために書くのか」優先順位を意識しよう。
1)プロになりたいのか
2)称賛を得たいのか
3)書きたいものを書きたいのか
4)書くのが好きなのか
5)ほかに就ける職業がないからなのか
順位によって、やることは違ってくる。

「小説家と呼ばれたいから小説家になる」という動機でも構わない。その場合、やることは明快で、サクッと一般公募の新人賞に応募するのがいちばん手っ取り早い。
忘れがちだが「たくさん読んでたくさん書いてたくさん落ちる」は必須ではあるけど。

2)「称賛を得たいから小説を書く」というのであれば、新人賞は向いていないかも。新人賞を受賞した程度では見向きもされないのが現状ではある。
小説投稿サイトでの投稿は、どうなんだろう? これは詳しい人が答えておいてください。

3)「書きたいものを書く」のは、新人賞のほうが向いているかなあ。ぼくは基本、「自分の書きたいものを書く」というのを最優先していて、それでやってゆけているしね。もちろん「書きたい引き出しをつねに作る」ってやっておかないと、あっというまに失業してしまうが。

意外と5)はプロでやってゆけるんだ^^; 小説を書き上げるためには、人生がかかってるか、生活がかかってるかしないと難しい。人生がかかってると1冊は書けるんだが、生活がかかってるとけっこう何冊も書ける。生活は人生よりも重いね。

「誰のために書くか」バージョンもそのうち考えますね。

ちなみに、小説で最も難しいのは「読者に自分の作品の存在を知ってもらうこと」で、どういう形で作品を発表するか、意識することは大切。
世界は誰も俺には興味ない、って自覚がスタートだったりします。

鈴木輝一郎の著書のお取り寄せは下記から