2024年4月15日月曜日

業務連絡(2024年4月15日記)鈴木輝一郎小説講座受講生のみなさんへ

 業務連絡(2024年4月15日記)鈴木輝一郎小説講座受講生のみなさんへ

2024年4月24日の講座通信を一斉配信しました。確認してください。

2024年4月4日木曜日

2024年4月4日職業選択の自由がないときっついよねえ 韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官」

2024年4月4日職業選択の自由がないときっついよねえ 韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官」

韓国ドラマ「DP 脱走兵追跡官」2シーズン合計12話観了、感想。これは超超超超超収穫。どちゃくそ面白かったぁ。恋愛ではなく社会派ドラマね。

韓国陸軍憲兵隊のなかの、脱走兵追跡班の話。韓国は徴兵制があり、強制的に兵役につかなきゃならん。まあ、本人の特性や希望が通らないのは兵役ではやむないことで、入隊後のストレスは強烈らしい。そのはけ口として隊内のいじめが横行してる、ちう話はときどき耳にはしてたんだけどね。で、たまりかねて脱走する兵がけっこういるそうで、そんな脱走兵を追跡する憲兵(軍警察です)のドラマ。バディ物です。

男臭いドラマです。シーズン1は男ばっかり。さすがにそれじゃアレなせいか、シーズン2では女性幹部やらが出てきますが。

どの程度現実を反映しているのかわからないんですが、このドラマを観るかぎりでは、韓国軍は意外と民主的だなあ、ってな印象は受けます。軍の上層部は政府や世論に気を遣ってはいます。あくまでも「上層部は」ですが。

それにしても、集中的にいじめの対象になるのが、ゲイやらアニメオタクやら肥満体で鈍重で温厚なタイプやら、決まっているのが何とも。水木しげるの戦争まんがを読んでいると、こうした標的になるのは時代を問わないっすね。

ストーリー運びのうまさはさすがに韓国ドラマっす。おすすめ。

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2024年3月28日木曜日

2024年3月25日音声配信は結局声だよねえ「うめしおのあぶらうってこ」

2024年3月25日音声配信は結局声だよねえ「うめしおのあぶらうってこ」

鈴木輝一郎小説講座の編集済講義動画の一斉配信を終え、編集済動画のセルフチェック。

いまの「新人賞を受賞してプロになろう」というスタイルにしてから13年になるけど、いまだに「ここがわからないのか」と驚くケースがある。何も考えなくても登場人物の履歴なんて思いつくもんだと思っていたけど、そういうのはレアケースだと判明したのが10年ぐらい前かな? ここらへんはそのうちまとめます。

2コマほど観かえして疲れたところでケータイから「うめしおさんがライブ配信やってます」と通知がきたのでRadiotalkでログイン。
だらーっと聴く。配信者がずっと話すことにコメントで返すスタイルね。Zoomだとかの座談会だとか飲み会だと、口のはさみかたがわからずに困ることが多いんで、配信者の雑談にどうでもいい茶々をいれると流れを止めることがある。
商売柄、文字を打つのは早いし苦にならないしね。あれこれどうでもいい話にどうでもいいコメントを返しても、流れをとめないようなタイミングで返してもらえるのがラク。これが小説の話だと仕事の頭になるんだけど、髪がべたっと薄くなってどうたらこうたらとか、近所の鳩屋敷のうんたらかんたらとか、そんな雑談。

Radiotalk発信でSpotifyで「うめしおのあぶらうってこ」が好きで、毎晩欠かさず聴いているんだけど、内容の他愛なさが気楽。

自分で配信やってて痛感するけれど、「人をひきつける雑談」って無茶苦茶難しい。いろいろなポッドキャストを聴いているけれど、「髭男爵のルネッサンスラジオ」「リリー・フランキーのスナックラジオ(これはポッドキャストじゃないけど)」と「うめしおのあぶらうってこ」に落ち着いてる。共通しているのは「声がいい」ことだねえ。

声がいいのは、本当に羨ましい。

うめしお「あぶらうってこ」は下記
https://radiotalk.jp/program/5088

髭男爵「ルネッサンスラジオ」は下記
https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/hige

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2024年3月27日水曜日

2024年3月23日あと7ヶ月で人類が滅亡したらあなたは何をしますか・アニメ『キャロルの終末』

 2024年3月23日あと7ヶ月で人類が滅亡したらあなたは何をしますか・アニメ『キャロルの終末』

ネットフリックス『キャロルの終末』観了、感想。アニメ。30分かける10話のシリーズ。ただ、最初の3エピソードを観れば十分かな? 「地球に巨大惑星が7ヶ月後に激突して人類が滅亡する。それまでにどうやって生きるか?」って話です。社会的なパニックと暴動が起こり、そこそこ沈静化した状態からはじまります。スーパーやコンビニは略奪されたあとで、レジ係を武装した陸軍兵がやってたりしてます。

主人公のキャロルはたぶん40代で独身。美人でもなく社交的でもなく。暴動にともなう略奪にされるような資産はなく、レイプの被害にあうような年齢でも容姿でもなく。

この作品でのいちばんの問いかけは「あと7ヶ月で死ぬとわかっていても、することがない自分に気がつく」ってことですねえ。結局キャロルは「何をやってるかわかんねえ会計処理の会社でコピーとりの仕事について淡々と日々の仕事をこなす」ことになってゆきます。

これは観る年齢によって感じかたが違うかも。60代のぼくが観ると、同世代の訃報に触れることが多いこともあり、「まあ、人生のラストがわかるぶんだけ予定が立てられるかな?」なんてことは思う。朝、起きるはずだったのに死んでた、なんて訃報はよく聞くしね。キャロルの両親アバウト70代が全裸で生活してる設定があるけど、違和感は覚えるね。若者たちが無軌道な行動をとりはじめるのは理解できるけど。

あなたはあと7ヶ月しか生きられないとしたら何をしたいですか? ぼくは原稿書いてるね。

『キャロルの結末』へは下記

https://www.netflix.com/jp/title/81044590?preventIntent=true

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2024年3月19日火曜日

2024年3月19日2023年度の鈴木輝一郎小説講座の予選通過者は21人かな?

 2024年3月19日2023年度の鈴木輝一郎小説講座の予選通過者は21人かな?

さきほど受講生から某新人賞での二次予選確定の報告があった。時期的にこれが最後の報告になるかな? 2023年度のシメまであと10日ほどあるけれど。

今年度の受賞&デビューは日本ミステリー大賞新人賞の斎堂琴湖さん1名。受賞とデビューが同じ年度内にある。いままで「鈴木輝一郎小説講座はつごう14年間で20人のデビュー」って言ってたんだが、調べてみたら斎堂さんで21人めだった。あほやな。これはそのうち訂正します。

予選通過者の一覧は、確定したらこちらでも個人名や筆名を伏せて公表の予定。受賞するまでは誰が受講しているかは秘匿する方針だからね。個人情報保護は、うちは徹底してます。

予選通過者はたぶん21名。これはおおむね例年ぐらい。江戸川乱歩賞とか小説現代長編新人賞とか。エンタテインメントが多いかな? 在籍者は170人そこそこながら、長編を書き上げられるのが全体の3分の1ぐらい。50人は超えているけど60人には満たない。長編を書き上げられれば、ほぼ半分ぐらいが予選を通過できるようになる。長編を書き上げられるかどうかが、最初の大きなハードルの1つ。

受講生が50人に満たない頃は「作品講評をしたくても、講評する作品がなくて困る」なんてことがあったんだけど、いまはそれがなくてラクにはなった。「受講生が長編を書く気になるまで待つ」ことができるようになったんでね。「褒めたり励ましたりしなければ長編を書き上げることができない」では、プロになったあと、やってゆけないからね。

これは確定したらYouTubeで告知します。4月の講義のときに話すことになるはず。


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